富岡日記

| コメント(0) | トラックバック(0)

IMG_9360.jpg 「日本で最初の富岡製糸」(上毛カルタ)
 「富岡日記」は、明治6年(1873)信州松城藩から富岡製糸場に伝習工女にきた和田英さんの回顧録です。2014年に世界遺産に登録されるのに合わせて出版されました。
 著者は当時の富岡町は城下と名ばかりで村落の有様に驚き、また富岡製糸場の門前で煉瓦造りの大きな建物を見て実に夢かと驚いています。
 明治政府の気負いと村落の冨岡はここから始まりました。ここに描かれています純粋無垢な女工たちの姿に胸が打たれます。
 私は小学1年の時に同じクラスだった女の子が、製糸場内の社宅に住んでいまして、何度か遊びに行きました。まもなく幻のごとくどこかへ転校して行きましたので、鮮明な記憶として残っています。
 でも折あるごとに同級生に聞いても誰も彼女を知りません。苗字と名前が格別でしたので、先日製糸場の社宅を見学した際に調べますと、古いアルバムに名前と写真を発見しました。やはり実在していました!
 夢でなかった!ありがとう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/1436

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2025年4月11日 15:55に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「詩・スイスの孫娘の凧上げ」です。

次の記事は「信州佐久平みち」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。