第9章 座右箴言

| コメント(0) | トラックバック(0)

IMG_9468.jpg

 「第一義的な活き方」「坐右箴言」いよいよ誦句も佳境に入ります。
 「安定打坐というのは、眼を開いていても、仕事をしていても、その刹那に、心耳を澄まし、空の声を聞けば、安定打坐に入れる」
 「天風教義の目的は、例え身に病があろうが、無かろうが、運命が良かろうが、悪かろうが、その他の人生の事情のいかんにかかわらず、いつも一切に対して、心の力で苦を楽しむ境涯に活きる事るにある」 「心が積極的であれば、積極的なものを引きつけるし、心が消極的であれば、消極的なものを引きつける。自分の心が、幸福を呼ばなければ、幸福は来やしない」「出来るだけ平素、幸福の方面から人生を考えよう。環境を呪い、運命を悲しむ事はやめなさい。生きていることを、ただ有り難く感謝しなさい!」「一切を感謝と歓喜に振り替えてゆくことです」。
 坐右箴言;
「私は最早何事をも恐れまい。それはこの世界並に人生には、いつも完全という意外に、不完全というものがないよう宇宙真理ができているからである」
「同時に常に心をして思考せしめる事は、人の強さと、真と、善と、美のみで生きよう」「たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。いな一切の苦しみをも、なお楽しみなす強さを心に持たせよう」
「宇宙霊と直接結ぶものは心である以上、その結び目は断然汚すまい事を、厳かに自分自身に約束しよう」。
 常に「坐右箴言」を旨として実践して行こう。ありがとう。
 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/1461

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2025年5月 7日 18:08に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「坐らぬ禅」です。

次の記事は「詩を書くということ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。