人の生命の本来は、純一無雑なる「霊」という気体である。
その霊なる期待こそは、尊厳なるかな、宇宙創造の根本たる宇宙霊という先天の一気の直接分派である。多くいうまでもなく宇宙霊なるものは絶対の実在である。
私の心はいかなる場合にも、常にその霊を思い、その霊を考え、ひたすら「霊」を本位として人生に活き、絶対的なる宇宙霊と一体化する尊さを心がける。
私は今まさに宇宙霊の叡智と確実に一体化し得る秘訣を知り得た。それは先ず自己の人生を正しく完成するに必要とする。最善にして最上のものを選び出すことに、日々十二分に注意を深くすることを、吾が心に命ずることである。
絶対の力をもつ宇宙霊が、私の心して何事をも積極的に考えるようにと、頼もしい意志の力なるものを、私の命の中に与えていて下されているからである。
私はまさに一息ごとにわが生命の中に躍動する微妙なる宇宙霊の力を感じる。
現象の世界にその命を生かしつつあるものは、いずれもすべて「見えざる実在の力」によって、その命を保たれているのである。
「見えざる実在の力」こそは、世の人々のいう「神」または「仏」にして、また天風哲学の称する「宇宙霊」なり。
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